2017年12月17日日曜日

レセプト電算ファイルの保存

★レセプト電算ファイルの保存

今回ではレセプト電算ファイルの保存を目標に進めていく、まずはパソコンの端末自体に保存をするクライアント保存より試みる。

日医標準レセプト外来版マニュアル Ver.5.0.0を参考に「44 総括表・公費」へ図1に示すように各項目を入力。
この時ファイル出力先をクライアント保存へと変更した。

図1 総括表・公費の画面へ入力

入力後、下の行にある社保レセ電のクリックすると、図2のようにレセプト電算のデータを作成する画面が出力される。

図2 レセ電算のデータ 確認画面

作成するを選択すると図3の、ファイルの保存設定が出来る画面が表示される、図3の画面より保存を選択して保存場所の設定を図4の画面にて行った。ファイルの保存場所はデスクトップへと保存した。またこの時に、ファイル名は自動的に「RECEIPTC.UKE」へと設定されていた。

図3 レセ電算ファイルを保存・開く画面


図4 レセ電算ファイルの保存場所設定

実際にデスクトップに保存されたファイルをメモ帳から開き、確認をしたところ図5のようにCSV形式で無事に保存されてた。
またCSVファイルでは、IR、RE、HOなどレセプト電算ファイル特有のコードが使われていた。
レセプト電算処理システム電子レセプトの作成手引き- 医 科 -を参考にコードの内容を見ると、

IR・・・医療機関情報
RE・・・レセプト共通レコード
HO・・・保険者レコード
SY・・・傷病名レコード
CO・・・コメントレコード
SI・・・診療行為レコード
IY・・・医薬品レコード
GO・・・診療報酬請求書レコード

とコードにより分けられている事が分かる。

図5 レセプト電算ファイルのデータ

クライアント保存を無事に行うことが出来たので、次はクライアント保存だけでなくサーバー保存に挑戦した。図1と同じ手順で「総括表・公費」を開き。ファイルの出力先を
「クライアント保存」より「システム管理設定場所(MO用)」に変更した。その後、社保レセ電を選択した。

図6 サーバー保存での総括表・公費の画面

社保レセ電を選択後、クライアント保存をした時と同じようにレセ電算データの作成確認画面と保存設定の画面が出力された。
保存場所を設定後、実際に保存されているかどうか、Tera termにて確認をした。(図8)


図7 サーバ保存 レセ電算のデータ 確認画面

図8 サーバーのレセ電算ファイル
サーバに保存されているか確認(図8)をした結果。
サーバ内にも保存されていた、しかし中身のCSVファイルを確認すると文字コードに互換性がないのか図9のように文字化けしていて読み取る事が出来なかった。

図9 文字化けしたレセ電算ファイル

文字化けした問題についてはTera termの設定より、文字コードをshift-jisに変更した。
結果として文字化けの問題は解決し、正しい情報が表示された。(図10)

図10 文字コード変更後のレセ電算ファイル

クライアント保存された、レセプト電算ファイルとサーバに保存されたレセプト電算ファイルを実際のレセプトと比較してみた所、内容としても問題なく保存されている。(図11)

図11 レセ電算ファイルの元となったレセプト

今回は順調に、レセプト電算ファイルを保存できた。次回以降も作業を円滑に進めていきたい。



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