2018年1月22日月曜日

ORCAにおけるカルテ入力を行った上での問題点の確認5・OpenDolphinの概要

ひとまず、診療行為の登録は完了したので、前回に引き続き「診療報酬請求事務能力認定試験 最新問題と受験対策 平成28年4月版」を参考に、各々が入力しているカルテの最後に出た問題点を解決し、分からないものがないようにしていきたい。
(今回はカルテ例3、カルテ例4の問題点、解決方法を書いていく)


サンプルデータ3(カルテ例3)P70 酒井春代

今回では問題として、カルテを登録しようとすると「他端末で使用中です。」と表示されて内容を変更することができないということがあった。

「他端末で使用中です」 のメッセージを解除するにはというサイトを参考にしながら


 [91.マスタ登録]→[101.システム管理マスタ]→「9800.排他制御情報」[F11 情報削除]の順で進めていった結果、「他端末で使用中です」のメッセージを消すことができた。

図1 排他制御情報にてカルテ例3を削除

サンプルデータ4(カルテ例4)P76 佐山浩二

前回、なぜ、薬剤情報マスタでは出るのに、診療行為のところでは出ない薬剤があるのか、謎だという疑問点が出た。

今回、その解決方法が分かったので、記載していく。
診療行為で薬剤を入力して、出てこなかった理由は、内服の薬剤が候補として出てきていたからである。今回、私が登録できなかった薬剤は外用、または、注射だったので、診療行為のところにはないと勘違いしてしまったのである。

なので、内服を出したいなら、候補のところで内服のボタンを押し、外用を出したいなら、候補が出るところで、外用を押し、注射の薬剤を出したいなら、候補のところで、注射のボタンを押すことで、薬剤情報マスタに入っている薬剤、すべて、診療行為のところで出すことができる。


最後には今後インストールする予定である、OpenDolphinの概要について軽く触れた。

【Tips】
前回のブログ「ORCAにおけるカルテ入力を行った上での問題点の確認4」の図3で画像診断(両肩関節)が440点になる理由を調べた。
まず,単純撮影(デジタル撮影)が85点
単純撮影(イ)の写真診断が68点
これらが4回なので両者を合わせた点数を4倍したいところであるが,2回目以降は点数が半分になるので
85+(85÷2)×3=213(切り上げ)
68+(68÷2)×3=170
電子画像管理加算(単純撮影)は57点
よって,合計点数は213+170+57=440点となる。
2回目以降は1/2になることがポイント


2018年1月21日日曜日

ORCAにおけるカルテ入力を行った上での問題点の確認4

今回でORCAを取り扱うのはひとまず終了という事で、前回に引き続き「診療報酬請求事務能力認定試験 最新問題と受験対策 平成28年4月版」を参考に、各々が入力しているカルテの問題点を解決し、カルテ完成に臨みたい。

サンプルデータ1(カルテ例1)P56 山下浩介

 今回はP56の最後の日にちの入力を行った。
 頓服薬については問題なく入力することが出来た。
 しかし、処置を入力する際、「副木固定(100cm2以上500cm2未満)」と「副木(軟化成形使用型上肢用)」がそのままORCAには存在しなかった。
 色々探してみると「100cm2以上500cm2未満」は創傷処置から見つけることができ、入力することが出来た。
 ところが、「副木(軟化成形使用型上肢用)」については探しても見つけることが出来ず、他の名称があるのではないかとネットで調べてみたりもしたがわからなかった。そのため、ORCAには「副木(軟化成形使用型上肢用)」はORCAには存在しないと判断し、マニュアルのユーザ点数マスタの設定についてを参照しながら点数マスタから登録を行った。
 点数マスタの診療行為コードに"059000001"を入力し、有効開始年月日および有効終了年月日を「Enter」で「0000000」~「9999999」にし、確定をクリック。
 次にマニュアルとネットにあった副木の点数表を参照しながら、「漢字名称」「金額」「単位コード」を入力し、更新した。(図1)
図1.ユーザ点数マスタの設定画面
 この登録により、カルテにも下記の図2のように 「副木(軟化成形使用型上肢用)」が表示され、入力することが出来た。
図2.カルテの表示画面
 次に画像診断の入力を行った。
 サンプルデータ1では撮影した部位が左手関節になっているのだが、左手関節という部位は存在しないということで、前々回のサンプルデータ2と同様のやり方で登録を行った。
 他には特に問題のなく、レセプトデータとカルテ例の回答を比較したが、不明な点は見当たらなったため、以上でカルテ例1は完成したといえるだろう。



サンプルデータ2(カルテ例2)P64 福田佳宏
「明細書発行体制加算」については、前回のサンプルデータ4に記載されていた通り、再確認したところしっかりとフラグが付けられていた為、問題は解決した。その他記載したレセプトデータとカルテ例の回答を比較し、不明な点は見当たらなかった為、カルテ例2は完成したと言えるだろう。

サンプルデータ3(カルテ例3)P70 酒井春代

以前より、問題点として挙げていた複再(同日再診)がでない件についてだが日付を分けて両日に再診としたところ無事に同日再診と表示された。

また最後に気づいた点として、画像診断料が2つ表示された。この原因として考えられるのは、自動算定の基準に画像診断料を取るものがあると考えられる。

図3 サンプルデータ3のカルテ(画像診断料)


サンプルデータ4(カルテ例4)P76 佐山浩二

あとは診療行為で、検索しても、出てこなかった、または、うまく出てこなかった薬剤を、点数として加算されるよう、出して、例と点数が合っているか、確認するだけである。

今回、出なかった、または、うまく出てこなかった薬剤
・ビソルボン吸入液0.2%
・ボスミン外用液0.1%
・生食20ml
・ノボリンR注フレックスペン300単位

まずは、4つの薬剤が上に記載しているような形で登録されているのか、調べる。
「91マスタ登録」→「107薬剤情報マスタ」で調べていく。

図4:薬剤情報マスタの画面
コードに薬剤を打って、検索すると、図4のように、候補が出てきて、欲しい薬剤を押すと、コードのところに、自分の入力したい薬剤のコードが出てくる。
よって、そのコードを診療行為のところに打つことによって、診療行為に表示され、点数として加算することができた。
この過程で、上に書いた、薬剤、4つとも、診療行為として、入力することができた。
出てこない薬剤は、この過程で調べれば、表示させることができると分かった。

なぜ、薬剤情報マスタでは出るのに、診療行為のところでは出ないのか、謎のままなので、今後、調べていきたい。
以上で、カルテ例4は完成し、レセプトデータとカルテ例の回答を比較したが、不明な点は見当たらず、しっかりと点数も合っていた。

まとめ
今回で各々が抱えていた問題を解決をする事ができ、カルテを完成させる事が出来た。
これで無事にORCAの扱い方はとりあえず習熟出来たという事で、次回からはOpenDolphinを用いた電子カルテの取り扱いを行いたいと思う。当然様々な問題に直面すると思うが、ORCAと同様皆と協力をし合いながら取り組んでいけたらと思う。

2018年1月16日火曜日

ORCAにおけるカルテ入力を行った上での問題点の確認3

今回は、前回と同様に「診療報酬請求事務能力認定試験 最新問題と受験対策 平成28年4月版」を参考に、各々がORCAにカルテを登録した。
今回のブログでは、その際に発生した疑問や解決した事項について書いていきたい。

サンプルデータ1(カルテ例1)P56 山下浩介

 前回、入力すべき日にち分を問題なく入力することが出来たため、今回もまた、次の日にち分の入力を行った。
 今回も問題なく、入力することができ、登録することが出来た。

サンプルデータ2(カルテ例2)P64 福田佳宏
前回、画像診断を行う際、腹部の部位が存在しないという事で、腹部をシステム管理マスタで登録をしたのだが、見つけることができなかったというものだった。
今回改めて胸部の登録を行う際に付けた「002000006」というコードを入力し、Enterを押下すると、無事にカルテ上に記載を行うことができた。また、入力コードに「腹部」と入力し、検索をかけると、同様に登録を行ったコードを見つけることができた。部位コードの入力を行うことができたので、後はマニュアル通りに記載をし、下記の図1の様に無事に記載を行うことが出来た。
図1 例2診療行為入力画面





これで、残すところは明細書発行体制加算を算定するのみとなったのだが、どうやらシステムの自動算定によって算定を行うという事で、システム管理マスタの施設基準のページを参照し、下記の図2の様に診療コードに「明細書発行体制等可算」と入力し、検索を行ったのだが、「施設基準コードがありません。」と表示され検索することができなかった。これは一体どういう事なのだろうか?
施設基準コードには全ての施設基準が予め備えられていないのか、見落としをしているだけなのかと疑問は尽きない。新しく登録を行うにしても、どの様に登録を行えばいいのか分からず仕舞いで終わってしまった。
図2 施設基準登録画面
次回は今回遭遇したシステム管理マスタの施設基準が見つからないといった問題を解決し、カルテの完成を目指していきたい。


サンプルデータ3(カルテ例3)P70 酒井春代

前回あげた問題点についてだが、まずMS温シップについては診療行為より「MS」を全角にして検索した結果、外用薬より問題なく表示させることが出来た。

2つ目に「運動器リハビリテーション料(Ⅲ)」を登録しようとすると画面に「施設基準ではありません、算定できません」と表示され登録する事ができなかったが、
今回「マスタ管理」→「システム管理マスタ」→「施設基準情報設定」から運動器リハビリテーション料(Ⅲ)を有効にした結果、無事に登録出来た。
図3 運動器リハビリテーション料(Ⅲ)を有効にする 施設基準登録画面
また同様に画像診断管理加算1を登録する際にも、「施設基準ではありません、算定できません」と表示されたが、これも「施設基準情報設定」を有効にする事により登録することが出来た。

図4 画像診断管理加算1の登録
最後に以前より問題にあげていた、両肩関節の画像診断の登録方法が分からない件についてだが、サンプルデータ2同様に撮影部位コードの登録方法を参照しながら点数マスタにコードを「002000007」とし、両肩関節を新たに登録した。
図5 点数マスタより両肩関節を登録する画面①

図6 点数マスタより両肩関節を登録する画面②
診療行為の登録画面より、登録したコードを入力すると表示する事ができた。

次回の課題として最後にレセプトを表示した際にあった気づきなのだが、再診の登録がなくなっていた。おそらくどこかで、誤って消してしまった可能性が考えられるので次回ではまず、新めて再診の登録を行いたい。




サンプルデータ4(カルテ例4)P76 佐山浩二

★調基、薬剤情報提供料
「91 マスタ登録」→「101 システム管理マスタ」→「1007 自動算定・チェック機能制御情報」で設定することで、自動算定させることができる。
図7:自動算定・チェック機能制御情報の設定画面
図7のように、「調剤技術基本料」を「1.算定する」にすることで、処方を行ったら、調基を自動算定させることができた。
また、「薬剤情報提供料」を「2.算定する(毎回)」に設定して、2日に分けて、診療行為に処方を入力したら、2日分の薬剤情報提供料を取ることができた。
この画面で設定を行ったら、調基や薬剤情報提供料などを自動算定することができることが分かった。

★外来迅速検体検査加算
外来迅速検体検査加算も図3の画面で、自動算定の設定を行うことができる。
外来迅速検体検査加算自動発生」を「2.算定する(設定)」と登録する。ここで、「2.算定する(設定)」と登録したら、何の検査を自動算定させたいのか選ぶことが出来る。

どう、何の検査を自動算定させたいのか、選ぶのかというと、
「91 マスタ登録」→「101 システム管理マスタ」→「1016 外来迅速検体検査設定情報」で選ぶことができる。
図8:外来迅速検体検査設定情報の設定画面
図8のように、右の欄から、何の検査を外来迅速検体検査加算として、自動算定させたいのか選ぶ。
このような過程で、外来迅速検体検査加算を自動算定させることができる。


★明細書発行体制加算、時間外対応加算2
「91 マスタ登録」→「101 システム管理マスタ」→「1006 施設基準情報」で自動算定の設定を行うことができる。
自動算定させたい箇所を「0」から「1」に変更することによって、自動算定させることができるので、明細書発行体制加算と時間外対応加算2を、それぞれ、「1」に変更する。
これで、自動算定させることができる。

あとは、打っても、ORCA上に出てこなかった薬剤の解決方法を模索していきたい。


まとめ

来週までにはORCAへのサンプルデータの登録を終わらせれるように次回のゼミでは、今現在発生している問題点を完全に解決できるように取り組みたい。

2018年1月13日土曜日

ORCAにおけるカルテ入力を行った上での問題点の確認 2

今回は、前回、「診療報酬請求事務能力認定試験 最新問題と受験対策 平成28年4月版」の例題にある各々のサンプルデータを参考に診療行為の入力を行った際に出た問題点の解決方法を考えながら、新たに診療行為の入力を行っていった。

前回に引き続き、サンプルデータ1~4の入力を行っていくなかで、各々、進展や新たな問題点が発生したので、このブログで報告していく。

サンプルデータ1(カルテ例1)P56 山下浩介

 前回、初日分を問題なく入力することが出来たため、今回は次の日にち分の入力を行った。
 今回も問題なく、入力することができ、登録することが出来た。

サンプルデータ2(カルテ例2)P64 福田佳宏

図1 部位コード登録図(点数マスタ)
診療行為の登録を行っていく中で、画像診断の記載を行う際、書式がよく分からず、どの様に入力を行う必要があるのかマニュアルを参照したところ、
「診療種別区分」
「撮影部位コード」
「診断コード」
「薬剤コード」△「数量」
上記のコードを入力する必要があるという事であった。マニュアルの様式に従いつつ、診療行為の入力を試みたのだが、撮影部位コードがどこにあるのか見つけることが出来なかったのだが、どうやら自分でコードを作成する必要があるとのことだった。そこで、撮影部位コードの登録方法を参照しながら上記の図1の様に登録を行ってみたのだが、登録を行ったにもかかわらず、診療行為画面では登録したコードを参照する事ができなかった。登録の仕方が悪かったのか、検索方法に難があったのか、登録を行っただけでコード自体の更新がされていなかったのかと考えられる要因は様々であるが、部位コードの登録が行えない限り、算定は厳しい様にみられるので、次回はこの問題の解決に取り組んでいきたい。

サンプルデータ3(カルテ例3)P70 酒井春代
今回、診療行為の登録を行う中で以下3点の登録方法が分からなかった。

1.複再をどのように登録すれば良いのか方法が分からなかった。
サンプルデータ3の患者では、同日に2つの科を受診していたために「複再」を算定するのだが、探しても見つける事ができなかった。マニュアルを参照したところどうやら自動算定されるらしい、次回試そうと思う。

2.「MS温シップ40g」を見つけることが出来なかった。
診療登録の画面より、シップを探してみたが、「湿布薬制限枚解除」「湿布用で医師の指示通り」の二つが表示され、MS温シップは表示されなかった。
【参考】
「MS温シップ」は「タイホウ」と「タカミツ」の2社から出ているようだ。 容量を確認すると20gと40gがある。一方,ORCAでも外用薬として登録されている(それぞれ「660407074」,「660407075」)。検索する際に「MS」は全角であること,また,外用薬であること。

3.「運動器リハビリテーション料(Ⅲ)」を登録しようとすると、「施設基準ではありません、算定できません」と表示され登録する事ができない。


図2 運動器リハビリテーションを登録しようとした際

また「両肩関節X-Pデジタル4方向」の登録に関しては、サンプルデータ2同様に部位の登録が出来るように継続して試みていきたい。
【参考】
※システム管理→施設基準情報設定にある。
サンプルデータ4(カルテ例4)P76 佐山浩二
★特処長
「特処長」の取り方が分からなかったが、診療行為を打つ前に特処長に該当する病名(今回でいう高血圧)を、「病名」で登録したあとに、診療行為を打ったら、うまく特処長をとることができた。
「特処」も同じやり方が取れるであろう。
診療行為を打つにあたって、先に病名を登録したあとに、診療行為を入力していくほうが効率よく、診療行為を入力できるなと思った。

*[医科]2016年4月現在の診療報酬点数表 P.1316~に「特定疾患療養管理料等の対象疾患及び対象外疾患」があるのだが、そこで、何が何の対象疾患なのかが分かる。ちなみに、「特」と書いてあれば、その病名に対して、「特処」「特処長」が取れる。

★調基
前回のブログの【参考】で登録できそうだと分かった。

★薬剤情報提供料
前回のブログの【参考】に書いている通りの作業を行えば、薬剤情報提供料を毎回、算定できるようになると分かる。
あとは、ORCAに2日分の薬剤を登録してますよと認識させたいので、日付を、変えながら、登録している途中である。

外来迅速検体検査加算
外来迅速検体検査加算の取り方が分からなかったが、外来迅速検体検査加算の自動発生のやり方を参照したら、取ることができそうである。次回、行ってみる。

出ない薬剤がある点、処置の回数の打ち方が分からないという点はまだ解決できていないので、引き続き、解決方法を模索していきたい。

まとめ

これからも、問題点が発生していくと思うので、みんなで解決していき、もう問題点がない状態にまでもっていって、ORCAを使いこなせるようにしていきたい。

2018年1月9日火曜日

ORCAにおけるカルテ入力を行った上での問題点の確認

 前回は,「診療報酬請求事務能力認定試験 最新問題と受験対策 平成28年4月版」の例題にある各々サンプルデータを参考に診療行為の入力を行った。
 今回は、前回個々で分担し、診療行為を入力を行ったため、それぞれが入力を行った際に直面した問題について皆で確認し、まとめ、その問題の解決方法を模索した。
 サンプルデータ1~4を入力してみて、それぞれ出てきた問題点は以下の通りだ。
 サンプルデータ2については、問題点について模索した結果、解決方法を見つけることが出来た。
  • サンプルデータ1(カルテ例1)P56 山下浩介
サンプルデータ1については問題なく、初日分を入力し登録することが出来た。


  • サンプルデータ2(カルテ例2)P64 福田佳宏

図1 診療行為入力画面
前回のブログで問題に挙げていた生化学検査の項目が見つからない、包括項目がコメントになるといった問題だったが、どうやら検査項目が生化学検査の項目ではなく、血液の項目にあると勘違いしてしまった為、見つけることが出来なかったようだ。今回は検索からF8検査>生化学検査に入り、無事に見つけることが出来た。また、データを入れた所上記の図1の赤枠より、包括が行える診療行為はその包括された診療行為の最終行に記載されている事が分かった為、前回の問題は解消されたのだが、図1にも書かれている通り、Tcho,HDLコレステロール,LDLコレステロールの3つが同時に算定する事ができないということで、登録が行えない事態に陥ってしまった。この検査自体は検査項目が10項目以上からは全て115点なので、エラーを無視しても点数に変わりはないのだが、無視する事ができなかった。結局、LDLコレステロール値を削除する事となったのだが、なんとか回避をする事はできないだろうか?点数マスタを覗いてみてもどの様にして包括項目の連携をしていて、重複時のエラー判定を行っているのかが分からなかったので、これらの解明をするのが今後の課題といえるだろう(Yahoo!知恵袋に聞いてみた)。


カルテ例2で参考にした文献
血液検査


  • サンプルデータ3(カルテ例3)P70 酒井春代
カルテ例3に関しては、まだ完成していない。
今現在の課題としては、画像検査のカルテを詳細なところまで、記載することが出来なかった。次回では、画像検査を詳細な点まで記載し、カルテ例3の完成を目指したい。

  • サンプルデータ4(カルテ例4)P76 佐山浩二
★処方
・「特処長」の登録のやり方が分からなかった


(特処)診療所又は許可病床数が200床未満の病院である保険医療機関において,入院中の患者以外の患者(別に厚生労働大臣が定める疾患を主病とするものに限る。)に対して処方を行った場合は,月2回に限り,1処方につき15点を加算する。
(特処長)診療所又は許可病床数が200床未満の病院である保険医療機関において,入院中の患者以外の患者(別に厚生労働大臣が定める疾患のものに限る。)に対して薬剤の処方期間が28日以上の処方を行った場合は,月1回に限り,1処方につき65点を加算する。

・調基が加算されていなかった
薬剤師が常勤していれば、月に1度だけ算定できるのだが、薬剤が処方された時点で、加算されてもいいのに、加算されていなかった。月の終わりに自動的に加算される可能性もあるなと思った。(外来8点、入院42点)

【参考】調剤情報提供料を算定するかどうかはORCAの設定([91 マスタ登録]→[101 システム管理マスタ]→[1007 自動算定情報・チェック機能制御設定]の画面の中にある「調剤技術基本料」を「1 算定する」に設定)で行う。

薬剤情報提供料は薬剤を登録すると、自動的に登録される。2日に分けて、薬剤が出ていると、薬剤情報提供料が10×2となるはずなのだが、1日で2日分の薬剤を登録したためか、10×1のままでしか登録できなかった。なので、2日に分けて、薬剤を登録したら、ちゃんと、薬剤情報提供料が10×2になるのか、気になった。

【参考】薬剤情報提供料を算定するかどうかはORCAの設定([91 マスタ登録]→[101 システム管理マスタ]→[1007 自動算定情報・チェック機能制御設定]の画面の中にある「薬剤情報提供料」で行う。コンボボックスには「0 算定しない」「1 算定する(月1回)」「2 算定する(毎回)」の3つの選択肢が表示される。
【参考:診療所外来点数マニュアル2016

★処置
・出ない薬剤があった
処置で使用している薬剤である「ビソルボン吸入液0.2% 0.5ml」「ボスミン外用液0.1% 0.5ml」「生食 20ml 0.5A」が出てこなくて、登録することができなかった。
・回数の打ち方
処置の回数の打ち方が分からなかった。
このマニュアルを参考にしたら、登録できそうなので、次回、行ってみる。



◆まとめ
 サンプルデータ3,4については、まだ解決出来ていないため、次回で解決できるようにしたい。
また、まだ入力していないサンプルデータがあり、それを入力するにあたって、また新たな問題が出てくる可能性はあると思うが、前回よりスムーズに診療行為の入力と問題が出た時は解決することが出来たらいいと思う。

レーダーチャートの表示2

前回 レーダーチャートの表示を行うことが出来たので、今回は実際の値を代入したグラフの描画を試みる。 .controller('RaderChartController', ['$scope', 'Countries', funct...