2017年11月7日火曜日

X11RDPのインストール

前回の話し合いから、X11RDP-o-Matiというソフトをインストールする。


◆すでにXRDPがインストールされていないか確認

    現在インストールされているパッケージを表示(図1,2)

     インストール済のパッケージを調べるには以下のコマンドを入力する。
dpkg -l
図1
しかし,大量に結果が表示されるので,grepを使って結果を絞り込む。今回はxrdpがインストールされているかを調べるので,次のように入力する。
dpkg -l | grep xrdp
図2
grep : 検索(フィルタ)

何も出てこなかったため、xrdp はインストールされていないことが確認できた。



◆インストール可能なパッケージ一覧
apt-getでインストール可能なパッケージを探すには を参考にarp-cache showコマンドを利用してインストール可能なパッケージ xrdp のバージョンを調べた。
apt-cache show xrdp
結果は図3のようになった。

図3
これより、インストール可能な xrdp の Ver が 0.6 であるということがわかった。
つまり、このままインストールしても Ver 0.9 はインストール去らず,古い xrdp しかインストールできないことがわかった。
そこで xrdp はあきらめて,いろいろ問題はありそうだが X11RDP-o-Matic をインストールすることにした。



◆最新のVer へ

前回の中と今回見つけた以下の3つのサイトを比較し、確認をしながらインストールしていく。
  1. xrdp を X11RDP-o-Matic を使用しインストールするための手順
  2. Ubuntu16.04 LTSをリモートデスクトップで接続できるようにする方法
  3. WindowsからUbuntuにリモートデスクトップでログインするための環境構築


1.パッケージ管理を最新の状態に更新

図4



  2. git のインストール

git を使ってX11RDPをダウンロードする。(図5)
図5



git を使って X11RDP-o-Matic をダウンロードする。
現在の最新版はmasterのためmasterブランチを使用する。(図6)
図6



インストールを行う(図7)
図7

Web にはインストールには30分ぐらいはかかると書いてあったがすぐに終わってしまった。
そのため、インストール後の確認コマンドを打ち、インストールされているのか確認してみると…
図8

    図8のように表示され、インストール出来ていなかった。
エラーも見当たらなかった。
Web にあった他のコマンドでも試してみたが、やはり出来ていなかった。(図9)
図9



そのため、
rm -rf X11RDP-o-Matic : ディレクトリごと全て削除する( rm は削除コマンド, -rf の r は再帰的にディレクトリ内のディレクトリも削除するというオプション, f はいちいち確認を求めず強制的に削除するというオプション)
というコマンドを打ち、やり直した。(図10)

図10


そして、図11のようにコマンドを打ち、実行すると
図11

図11のように実行され、インストールが始まった。


git で入手可能な最新バージョンである Ver 3.10 (ScarygLiders)ではインストールできなかったので,日本xrdpユーザ会のサイトに書いてあることにならって Ver 3.03 をインストールしたらうまくいった。

あとで調べると,このあたりの対応は日本xrdpユーザ会でもやっているようである(【テスト協力のお願い】X11RDP-o-Matic Ubuntu 16.04 対応 2016.5)。時間があれば調べてみたい(Google検索結果)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

レーダーチャートの表示2

前回 レーダーチャートの表示を行うことが出来たので、今回は実際の値を代入したグラフの描画を試みる。 .controller('RaderChartController', ['$scope', 'Countries', funct...