2018年5月10日木曜日

サーバにOpenDolphinのインストール

今回のゼミでは、サーバへOpenDolphinのインストールを試みた。

まず、Teratermを用いてLinuxサーバに遠隔ログインしてから、Linuxを最新の状態へアップデートをしたのち、Dockerをインストールした。

インストールシェルスクリプトを確認するために
$sudo curl -sSL https://get.docker.com/
と入力した。その後、パイプを使ってこのインストールスクリプトを実行した。
$sudo curl -sSL https://get.docker.com/ | sh
なお、ここでcurlは指定したURLからファイルをダウンロードするLinuxのコマンドである。
図1 Dockerのインストール
図2 Dockerインストール後のバージョン確認
インストールが完了すると
$sudo service docker start
と入力して、Dockerを起動した。
$sudo docker ps
その後、docker ps コマンドでDockerコンテナリストを表示した。まだ何もコンテナが立ち上がっていないのでヘッダのみ表示されたが、Dockerが作動していることは確認できた。

図3 Dockerの起動とコンテナの確認
次はいよいよOpenDolphin用のデータベースであるPostgresSQLのインストールとOpenDolphinサーバが実行する環境であるWildflyのインストールを行っていく。Wildflyとは、Javaのアプリケーションサーバで、以前はJBoss ASと呼ばれていたものがWildflyに名前を変えたものである。
$sudo docker pull dolphindev/postgres
$sudo docker pull dolphindev/wildfly
これらを入力して、二つのコンテナインストールを行った。

データベース(PostgreSQL)
$sudo docker run --name dolphin-db -P -d dolphindev/postgres
オプション
--name: コンテナに命名する名前
-P: ポートを外部へ公開する
-d: 親プロセス(ユーザのログインプロセス)が終了してもコンテナを起動させたままに

OpenDolphin (Wildfly)
$sudo docker run --name dolphin-server --link dolphin-db:ds -p 8080:8080 -d dolphindev/wildfly
オプション
-p 8080:8080: 内部ポート8080番を外部に8080番ポートとして公開する
--link: dolphin-dbすなわちデータベースコンテナをリンク(接続)する

最後に無事実行できているか確認したところどちらも問題なく実行できていた。
図4 起動しているコンテナの確認

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