前回、無事にubuntuのアップデートが完了したので、
今回はサーバーを管理するにあたって必要不可欠であるコマンド操作を学ぶ。
Teratermを起動し、Host 172.16.108.251へID、パスワードを入力し、サーバーへ接続。
以下は、今回用いたコマンド一覧である。
ls -l
このコマンドはカレントディレクトリ(現在表示しているディレクトリ)に含まれているファイル、ディレクトリ一覧を列挙するといったものである。
図中に含まれている出力結果-rw-r--r--という表記は-/rw-/r--/r--といったように分けられ、
左から順に説明をすると、‐はこのファイルがファイルかディレクトリかを区分する表記である。ディレクトリであるならば、dとなる。
rw-は自分がこのファイルにおける権限(パーミッション)の有無を確認することができる。
ファイル権限はそれぞれ、
r-・・・読み込み権限
w-・・・書き込み権限
x-・・・実行権限
上記の三つが存在し、今回の場合では読み込み権限、書き込み権限を有しているのがわかる。
次のr--,r--も同様に権限の有無の確認であるが、先ほどの権限は自分が有している権限なのに対し、二つ目のものはグループが、三つ目の権限はそれ以外のものが有している権限だということである。図に含まれているw3415020 w3415020という表記は、前者がユーザー名であり、後者がグループ名であることを指している。何故ユーザー名とグループ名に同じものが扱われているというと、前回サーバーにユーザーを登録する処理 adduserでユーザー名と同時にグループ名も作成されていた為この様なことになっているのだと考えられる。
ls -al
このコマンドは先ほどと同様カレントディレクトリに含まれているファイル、ディレクトリ一覧を列挙するといったものだが、前述とは違い、全てのファイルを表示するといったものである。ls -lを実行したときのものと比べると表示されたものはいずれもファイル名の前にドット「.」が含まれているものだということがみられる。linuxでは、隠しファイルはこの様にファイル名の前にドットを付け加えられたものであり、このコマンドでは隠しファイルも含めて表示を行うものだという事がわかった。また、ディレクトリファイルは薄い紫色で表示され、ファイル一覧の一つ目はカレントディレクトリ、二つ目は1つ上のディレクトリを指している。
cd ディレクトリ名
このコマンドは指定してディレクトリに移動するといったコマンド。先ほどls -alで表示した1つ上のディレクトリ「..」を指定し、実行すると上記のような結果になった。
今自分がどこにいるか等は:より先を見ることで判断することができる。
図では~(ホームディレクトリ)から、homeへ移動していることがわかる。
ちなみに、w3415020はアカウント名、semi2017ehrはホスト名を指している。
上の図は、home上でファイル一覧を参照した図。
homeよりさらにcd ..を実行し移動するとルートディレクトリ「/」というディレクトツリー上で一番上に該当する場所に移動した。
上図はルートディレクトリからホームディレクトリ(w3415020)に移動するコマンド。
cd w3415020ではルートディレクトリ上に該当ファイルが存在しない為、一度homeに戻り入力する必要があるが、上記のコマンドであれば一足飛びに移動することができる。cd home/w3415020でも同様の処理が可能。
mkdir ディレクトリ名
カレントディレクトリ上にディレクトリを作成するコマンド。今回はworkというディレクトリを作成した。その後、cdでworkに移動し、先ほどと同じように今度はtestという名前のディレクトリをwork上に作成した。ファイルやディレクトリを追加する際にはその都度lsをして確認をする癖をつけるとよい。
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