図1 ORCA 出力プリンタ先割り当て情報画面 |
CUPSの画面に移行し、確認したところlp1は「ジョブ受付中」になっているのに対し、今回登録したlp2は「ジョブ拒否中」になっていた。確認したところ、以前のブログと同様の問題であったので、ブログの解決手順と同様に処理を行ったところ、無事に「ジョブ受付中」の状態に移行させることができ、テスト印刷も行えるようになった。
プリンタの登録を行うことが出来たので、ORCAで印刷を実行し、無事に処方箋はlp2のプリンタの方から出力を行うことが出来た。これで前回の複数プリンタの登録が行えないといった問題を解消することが出来たので、これでORCAについては一旦休止ということにし、次にOpenDolphinの導入を行うことにした。
「OpenDolphin評価版」の導入
今回はOpenDolphinがどういったものであるのかを確認するべく、サーバーにインストールするのではなくクライアントに評価版のクライアントのインストールを行った。テキストを参照しながら導入を進めて行き、無事に導入することが出来た。手順としてはまず図のように起動画面から設定をクリックする。
図2 OpenDolphinのログイン画面 |
次に図のような画面が表示されるので、評価用アカウント作成をクリックする。
図3 OpenDolphinの設定画面 |
そして、図のような画面が表示されるので、通信テストをクリックする。
通信が成功すればポップアップが表示されるので、OKをクリックし、次頁をクリックする。
図4 OpenDolphinのアカウント登録 |
そして図のような画面が表示されるので、同意するにチェックをし、次頁をクリックする。
図5 OpenDolphinのアカウント登録 |
すると、図の画面が表示されるので、赤枠で囲まれている箇所にそれぞれ記入を行う。
図6 OpenDolphinのアカウント情報入力画面 |
登録を行い、起動画面から登録してIDとパスワードを入力し、ログインをクリックすると無事に図の様にログインすることが出来た。
図7 OpenDolphinを起動したところ |
少し触ってみて感じた事は、ORCAと比較してUIが優れており、直感的に操作が行えそうに感じた。
次回はOpenDolphinの詳細な扱い方や、linuxサーバーにインストールを行えるようにしたい。
【TIPS】
OpenDolphinはORCAと連携するように設計されており、単独で患者登録を行う機能はない。ORCAで患者登録を行い、それをOpenDolphinに取り込むようになっている。しかし、評価版はORCAとは連動していないので、予めテスト患者が登録されている。テスト患者を検索するには「患者検索」タブを開き、テキストボックスに「D_」と入力してEnterキーを押す(隣の「仮保存カルテ」ボタンをクリックするのではない)。すると、以下のように5名のテスト患者が一覧表示される。
図8 OpenDolphinの患者検索画面 |
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